想像の世界(24) 可哀そうな人々に1000億円出す方が、彼女はアンビリバボーと惚れ直すと思いますよ。


想像の世界(24)   可哀そうな人々に1000億円出す方が、彼女はアンビリバボーと惚れ直すと思いますよ。



ホンジュラスでは殺人や暴行が日常茶飯事で、村や町を追い出されるような惨めな人々が向かったのが、なんとアメリカ合衆国への移民だ。

そこはほぼ沖縄から北海道までの距離があるのに、何もない貧乏な彼らは徒歩で想像もできな行進を始めたのだ。

しかもその3分の1は子供で、同行するのは女性が多いのだ。

1500人くらいだった行進は、途中からの交流でもう7000人に膨れ上がっているが、最終的にはまだ増えるかもしれない。



僕が1番気になるのは途中の食事と水で、その間風呂もなく、とてつもなく非衛生的な毎日が続き、特に幼児たちはとてつもなく辛いだろうと考えると、中東の戦争での父母を失った子供に続いて、悲惨な日々を送る辛さは想像を絶する思いだ。

だが待ち受けるアメリカでは、トランプ大統領は暖かく手を差し伸べて迎えるのかと言うと、逆に1万5000人の軍隊で断固阻止すると言うのだ。

それではと気になるのは途中のメキシコだが、当然日本や世界中の問題だ。

7000人を超える人間の命の問題に、僕など全く何もできないわけだから、何を言っても無駄かもしれないが、せめて政治が何もやらないのなら民間の大富豪の方々は誰か1人でも、たったの100億円でも出してくれてもいいと思うのだ。

そして受け入れてくれるなら、アメリカにでもメキシコにでも1兆円位保証してもいいと思う。



1人では難しいのなら、民間レベルで金持ち集団の会でも作って、世界中のかわいそうな人々を救う会を作れば良い。

ホンジュラス発の今回の大移動は、大きな問題を解決する良いきっかけで、それを実現すれば、ビルゲイツだろうがアマゾンのジェフベゾスだろうが、これを実現したものは21世紀の新しい神にもなれるだろう。



僕が知る限りでは、イエスキリストが救った人々は数十人にしか過ぎないし、自分では神とも神の子とも言っていない。

もちろんたとえ数十人も救っても立派なことで、決してイエスキリストを否定するつもりはないが、それを利用している人が何万人もいることにはつくづく感心させられるわけだ。



兎に角、とりあえずこの7000人から1万人を救うために、たったの100億円出せば良いので、そのあとに色々と提案すればいいのだ。

日本の孫正義でもいいし、宇宙から地球を眺めるために1000億円使うと言う方でもいいから、誰か日本の富豪でそういう提案をして、とりあえず1千億円でも出せば、それは宇宙から地球を眺めるよりはいいと思うけどな。

そしたら彼女も何百倍も惚れ直すと思うよ。



似たような話で、日本のジャーナリストがシリアかトルコでテロ組織に騙され捕まって3年4ヶ月も監禁生活を余儀なくされ、やっと解放されて帰ってきたが、紛争地帯へ行く個人の責任論が出ているが、やはり現地のかわいそうな人々を少しでも救いたいと思うジャーナリストとして、また人間として危険を押し通して頑張った結果なのだから、僕はその勇気の方を評価したい。

あの友人を救いたいと出向いたジャーナリストが、やはりイスラム国と言う宗教に名を借りたテロ国家に殺害され、かえすがえすも無念残念だったが、当時もやはり責任論がどっと出ていたもんだ。



あの時は、、僕は彼の行動を少し無謀だなとは思っていたが、勇気ある行動とは思ったものだ。

いつも大金がテロ集団に渡り、また武器の調達資金となり、さらに多くの人々が殺されると言うのが責任論なんだと思うが、僕はその結果論を認めつつも、それを言っちゃをおしまいよと思うんだ。

彼らのような勇気はなかなか実行できるもんでもないし、やはり彼らがいて初めてテロの実態もわかるので、僕は今後もああいう人々は評価したい。



だから大富豪の皆さん、金儲けが上手な点は大いに認めるが、お金だけでは偉い人間にはなれず、世界の人からは対して評価されないと思うけどね。

今一度考え直してみませんか?

特に1000億円で宇宙から地球を見たい彼氏、可哀そうな人々に、1000億円出す方が、彼女はアンビリバボーと絶対惚れ直すと思いますよ。



ホンジュラスやエルサルバドルや、メキシコの可哀そうな移民集団の皆さんの無事を祈っています。



2018年11月4日



人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
https://kamosan.ti-da.net/e10459057.html



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