昨夜は深夜から猛烈な雨が降り、風も激しく吹いていたけど、俺は1時過ぎまで映画を見ていて、結局放送が言う程の大きな台風ではなかった。
今朝も激しい雨は降っているけど、野良猫の花もアルも出て行ったし、ま、それなりに避難場所はあるのだろう。
多分、コンテナハウスの西側に床下にもぐれる所があるので、どうやらそこが彼女たちの避難場所のようだ。
我が家は東側が入り口で、北側アトールエメラルドホテル側で、市の大きな駐車場で、入り口から100m程西南側に下りて来た場所にコンテナハウスが建っていて、南側が山で、その裾野にビーチハウスと我が家のコンテナハウスが立っていて、元々ビーチハウスも俺の物だけど、頼まれて株に入れた二人の後輩がインチキ野郎で、厄介な事に、こいつらは俺が脳出血で意識朦朧時代に、これを売却していたのだ。
かなり頭に来たが、結局実害は1千万円程だったし、それに右半身不随で痛む体では、とても裁判何かしておれないわけだ。
俺は諦めたが、結局300坪程度の屋敷は残ったので、今はそれなりに大満足だ。
ここは元は布干堂の入江で、いわば海を埋め立てた海上の住宅ってわけだ。
だから来間島の崖の上の天空の家を作り、海上の家と二拠点生活をするのが夢なのだ。
本当は店も南山、中山、北山と、美ら美らの拠点を、せめて4か所は残したかったが、今残っているのは中山(ちゅうざん)と美ら美らだけだ。
これまで7か所の資産は失ったが、残ったのは4か所で、それは直美と、美喜ちゃんと、つよしと、みんなが守っているわけだ。
店には20年ぐらい続いているのが二人もいて、その他の連中もみんな10年も15年も続いているので、楽しい頼もしい奴ばっかりだ。
雨はまだ降り続いている。
多分カーテンを開けると、外は海の状態だろう。
雨水は真水だから、小さな湖に浮かぶ、小さな18坪のコンテナハウスってわけだ。
ま、バリアフリーで、10坪程のテラスがついてる、俺と直美の夢の家ってわけだ。
歳をとっても毎日ケラケラ笑っている馬鹿な夫婦は、日本でも珍しいんじゃないかな。
天才馬鹿夫婦ってわけだ。
俺が作った宮古島初のコンテナハウスは、直美は最初は嫌がっていたが、俺が脳出血で不在の間に、バリアフリーの10坪余りのテラスを作って大改装して、今では日本一気に入っている。
うーん、兎に角楽しく生きるのが一番で、世の中には頭のいい人、馬鹿な人、ハンサムな男、ゴロツキ、ヤクザな男、美女にブスなど色々な人がいて、色々な夫婦がいるわけだけど、何じゃかんじゃ言っても結局楽しいのが一番で、その点、俺と直美は朝からふざけ合っているし、楽しい楽しい馬鹿夫婦ってわけだ。
宮古島一の楽しい夫婦どころか、世界一の楽しい夫婦と思っている。
世界一の、楽しむ馬鹿夫婦ってわけだ。
昨日も休み、今日も休みで俺は大好きな台風だけど、直美は怖いようだ。
まだ停電はないが、真っ暗闇にローソクの灯りも楽しいもんだぜ。
じゃあな。
2022年9月4日
人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
中山誠氏の思い出話しが面白い。本当に、相当面白いのだ。これだけの波乱万丈な人生を送ることができる人が、いったいどれだけいるのだろうか?そしてこの物語(思い出)には、戦後沖縄の歩んで来た歴史の中で起こる様々な出来事ともとても関連が深い。現代の沖縄史といっても過言ではないのか…