だんだん世の中には、天変地異が起こりそうな感じもしていて、今朝は起き抜けに直美が、”天変地異って何ねー”、と聞く始末で、俺は最初はテンペイチイとは何ねーと聞こえたので、知らない、初めて聞く言葉だなーと答えたが、天変地異の聞き間違いだったようだ。
ま、朝から物騒な話ではあるが、仏僧とも言えるわけで、仏も僧でも、いかんともしがたい世の中ってわけだ。
昨夜は久しぶりに、夏の夜の夢という言葉を聞いて、何となく青春の日々を思い出したりともしたが、最後はアリータと言う映画を見て、何となくそれが近い未来にも思えて、かなりの長編だったが、とても面白かった。
ただ、こんな未来は俺はとてもゴメンだな。
人間とロボットの正義と悪の戦いであり、人間とロボットの恋の物語で、アバターの続編のような感じの作品だったが、もうその社会がよく出来ていて、将来あり得るなーとも感じたが、流石に浮かぶ街は、ちょっとあり得ない発想でSFが過ぎたなーとも思ったものだ。
さて、昔々、4〜50年も前に地政学と言う学問を知った時には、一風変わった考え方だが、ま、日本が他の国々とは一味違った国なのも、地政学ではよく理解できるなーと思ったものだ。
最近の気候変動の話も、四季がくっきりと別れている日本は、痛切に感じられるわけで、四季や気候変動も天変地異ってわけだ。
だからこそ、割と言葉には疎い直美の質問が、最近毎日のように飛び込むわけで、その中には、当然本の中でしか出会ったことのない言葉も多々あって、答えも、俺は俺独自の解釈で答える場合も多々あるわけだ。
ま、一応直美はふーんと言いながら納得してくれるがね。
考えれば脳出血で倒れる前には、あまり直美に質問された事はないなーと思うので、毎日色々な質問も飛び交う楽しい会話が沢山ある、こんな楽しい夫婦はそういないんじゃないかなとも思うわけだ。
ま、俺の持論は、”人は幸せになる為に生まれて来た”、と言うわけで、ま、夫婦になるということは、楽しい会話をする伴侶を見つけることと言うわけだ。
ま、セックスは30年も続けばいい方で、夫婦生活はその後も40年も、50年も、60年も続いていくわけで、セックスのない時代の方が長いとも言えるわけで、俺のように、その上脳出血で半身不随の男を、10年も明るく、楽しく支え続けてくれる妻を持つなんて、本当に奇跡だな。
たった6年間で沖縄一の企業を作った奇跡、その後、たった2年間で30億円企業を作った奇跡、そして恩を仇で返され、大金持ちから無一文になったのも奇跡みたいなもので、9年間で一家離散となり、子供3人とも幼くして別れてしまったのは、俺にとっては悪い方の奇跡で、その後色々あったが、レイチェルの沈黙の春に出会ったのも、俺にとっては、人生感が昔のアカバまーちゃんに戻った、ま、特に何もしないで、世の中をハスに構えて眺め、33年間も明るく楽しく生きてきたのも、もう全部奇跡だな。
というわけで、バイナガマに自分だけの秘密基地を持ったのも、自分だけの楽園を持った4歳の奇跡、ハツおばさんを母と思って育ったことの奇跡…
もう俺にとっては、全てが奇跡で、つまり全部奇跡とは感じではいたが、波瀾万丈とは一度も思っていなかったわけだ。
ま、加持さんが波瀾万丈と言ってくれるのは、とても嬉しいことだけどな。
この奇跡の世の中に、天変地異が起きようとしているわけで、日本と宮古島が、今後も50年も、100年も、1,000年も、幸せの国、幸せの島で生き続けることを祈るだけだ。
イエスが神の教えに従ったのは、せいぜい2,020年前のことだが、その時既に日本には天皇が生まれていたわけで、イスラムのアラーの神は、イエスの誕生より更に300年あとに現れているわけで、ごく最近とも言えるわけで、ユダヤの神の十戒もそう古い話ではないわけで、釈迦も2,000数百年前の人で、もう全てはせいぜい5,000年の歴史もないわけだ。
宇宙の140億年なんてのも、あっという間の話ってわけだ。
ま、全て世は事もなしだ。
じゃあな。
2024年1月17日
人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
中山誠氏の思い出話しが面白い。本当に、相当面白いのだ。これだけの波乱万丈な人生を送ることができる人が、いったいどれだけいるのだろうか?そしてこの物語(思い出)には、戦後沖縄の歩んで来た歴史の中で起こる様々な出来事ともとても関連が深い。現代の沖縄史といっても過言ではないのか…