昨日は高宮城が来て、久々にであまり嬉しくて、昔のことを話したもんだ。
クイーンズキャビンでの出会いの頃、初対面で彼が、”僕が入ってもいいですか”、と聞いた、真面目なセールスマンがたった24歳の時の姿が今も目に浮かぶ。
大分賑わっていたディスコのクインズキャビンでの、ダンスのステップを教えた時のぶきっちょさが、みるみる上達して、店の常連のアメリカンスクールのかわいいハーフの彼女が出来たけど、結局実らぬ恋で終わった。
今考えたら彼女たちは未成年だったわけで、幸い酒は飲まずコーラなどを飲んでいたものの、ディスコのクインズキャビンにほぼ入り浸りだったわけで、踊りも独特で個性的で今でもカッコいい踊りだと思う。
高宮城は確かブリタニカ辞典のセールスマンをしていたと思うが、その後、車の販売会社を作作り、”G & T”、つまりギブアンドテイクと言う会社名は僕が付けてあげたんだが、その頃僕はクイーンズキャビンをやめ、直美の稼ぎで毎日ウィンドサーフィンをしに石川ビーチに通っていた。
そこに高宮城を誘って、一時は高宮城もウィンドサーフィンに病みつきになったが、そこで知り合った女の子、チーが、今の素敵な奥さんと言うわけだ。
だから高宮城とは、直美以上に古い付き合いにもなる友達で、今や沖縄でも指折りの企業の社長になっている。
高宮城のハワイの支店については聞くのを忘れたが、順調だといいけどね。
もっとも僕は、個人的には勧めないがね。
海外への進出は、ま、40代までがいいところで、高宮城の50代での進出は少し遅いと思う。
僕はビジネスは元々好きでは無いから、海外でのビジネスなんて想像したことがないが、もしやるなら30代ぐらいでは進出したいな。
それなら言葉も自由になるだろうし、何と言っても好奇心と発想は30代までが勝負じゃないかな。
ま、ハワイは一度も憧れたこともないし、今も行ってみたいとは思わないかね。
どうせならフィジーとかサモアなら、一度ぐらいは行ってもいいけど、今じゃつまらんだろうなぁ。
このように高宮城と会ったら、どんどん昔のことが思い出された。
直美との昨夜は、遅くまでその話で盛り上がったもんだ。

さて、地球の事や人間の運命、動植物、大自然の事などを考えると、いつも悲観的になる。
裕子やシキのことを考えると、今後100年も1000年も永遠に地球が続くと信じたいが、悲観的になるのは、まず人間は常に争っているからで、人間が誕生してからの歴史は争いの歴史そのものだ。
勿論、素晴らしい事も限りなくあるが、反面欲も強く、欲が最も強いのが権力欲で、人間は兎に角威張りたいのだ。
認められたいし、威張りたいのは、小さい頃からもう始まっている。
幸か不幸かは知らないが、僕は認められたいと思ったこともないし、威張りたいと思ったこともない。
だが、取り敢えず勉強はしないのに勉強が出来たし、スポーツはしないのにスポーツが出来たし、ずっとほぼクラストップだった。
お金も興味ないのに金儲けも上手いし、商売も興味ないのに商売も上手い。
そしてターザンになりたかった子供は、南の国に憧れていたが、南の国へ行ってみると、そこはもう楽園ではなくなって、がっかりしたのだ。
結局、今右半身不随の右大腿骨骨折の傍観者として、人間の運命を考え、何となくだが、人間の権力者の馬鹿が、いつか核を使う日が来るだろうと考えているのだ。
こんなつまらない悲観なんか想像してもしょうがないが、でも実際75億人に膨れ上がった人口はあっという間に100億人を越えるだろう。

そのせいか、今は真剣に宇宙への移住計画も考えられている様だが、そんな事より、まず争いを起こさないことを真剣に考えて、争いを起こす奴は兎に角厳罰にするとか、本来の思想とは真逆の共産党は廃止するとか、過度な金儲けのネットビジネスや、金儲けは禁止して、多くの人が幸せになる方法を考えるとか、する事に、学者も政治家も全ての人が考え、集中し、楽しい地球にするなら、100年、1,000年、そして永遠のパラダイスの地球になるのになー、なんて考えているわけだ。
ま、まずは香りの花園のミニ楽園を、我が家に作ろう。
2020年1月30日
人生波乱万丈！73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
中山誠氏の思い出話しが面白い。本当に、相当面白いのだ。これだけの波乱万丈な人生を送ることができる人が、いったいどれだけいるのだろうか？そしてこの物語（思い出）には、戦後沖縄の歩んで来た歴史の中で起こる様々な出来事ともとても関連が深い。現代の沖縄史といっても過言ではないのか…
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