想像の世界(1345)人間は、どこで生まれたかによって運命も決まるわけだ。


想像の世界(1345)人間は、どこで生まれたかによって運命も決まるわけだ。



人間は、どこで生まれたかによって運命も決まるわけだ。

だから俺は、敗戦直前に台湾で生まれたが、そのどさくさの中で宮古島に帰れた事を考えると、生きていた事も運がいいし、宮古島へ渡る船が見つかった事も運がいいし、もう想像しても、全てに運が良かったとしか言いようがないわけだ。

生きただけでも運がよかったが、友にも恵まれ、大学まで行き、結婚し、大成功し、大倒産し、一家離散のつらい目にもあったが、こうして生きながらえて、間もなく78歳になる。



何度も騙され、何度も大失敗し、何度も多額の金を失ったが、ま、元々金そのものには対して興味もなくて、大して欲しいわけでもないが、好奇心が強くて、新しい事にすぐに挑戦する性格で、そういう性格に、詐欺師はすぐに見抜いて寄ってくるわけで、呆れるほど何人にも、何度も騙されたわけだ。

俺は一度目の大失敗で数10億円を失い、その後レイチェルの沈黙の春を読んで、成る程と、世の中の仕組みの馬鹿らしさをつくづく分かって、金儲けへの挑戦はやめたのに、好奇心とおだてに乗りやすく、また金儲けを始める始末で、その繰り返しで、何度も何度も騙されたが、すぐに立ち上がったわけだ。



ま、何とか生きながらえて、68歳で脳出血で倒れて4〜5日意識不明で寝たきりとなり、死んだ状態だったが、数ヶ月後から徐々に意識もハッキリしてきて、記憶も少しずつ戻り、もう10年になる。

物の名前も人の名前も全て忘れた寝たきり状態から、少しずつ記憶も戻り、少しずつよ蘇って、今半身不随ながら記憶はほぼ健常者並となっている。

父は60歳で亡くなり、母はその1年前に57歳で亡くなったのに、俺も寿命は60歳かと思っていたが、もう78歳になるわけで、人の運命は本当に分らないもんだ。



ま、こうして幸せな暮らしを続けているわけだが、”好事魔多し”、で、久々に我が家にもトラブルが舞い込んだ。

世の中、何かとチョッカイを出す、欲の皮の突っ張った奴はいるわけで、理不尽な要求をしてくる奴もいるわけだ。

相手にしなければいいわけだけど、ま、それなりに手は打つ必要があるわけで、ま、10数万円で片付くと俺はを考えているわけだ。



10数万円といえども無駄金で、馬鹿馬鹿しいけど、何せ半身不随の身では、全部一人で処置し、処理するのも困難ってわけだ。

従業員もみんないい奴だが、いちいち頼るわけにもいかんしなー。

好事魔多しで、ここはひと頑張りするしかないな。

さて、風も収まり、明るい陽差しの暖かい朝だ。

じゃあな。



2023年3月23日



人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
中山誠の思い出 memories
中山誠氏の思い出話しが面白い。本当に、相当面白いのだ。これだけの波乱万丈な人生を送ることができる人が、いったいどれだけいるのだろうか?そしてこの物語(思い出)には、戦後沖縄の歩んで来た歴史の中で起こる様々な出来事ともとても関連が深い。現代の沖縄史といっても過言ではないのか…



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