今朝は直美が先に起きて俺を起こすと言う初めての朝で、どうやら昨夜は雨が降ったらしくテラスはぐっしょり濡れているがセミは大声で騒いでいる。
ガース、ガース、ガースと大騒ぎしているのはオスだろうか、メスだろうか。
人間なら絶対男だな。
俺は一日一食にしているわけだが、朝は味噌汁一杯は食べるのだ。
つまり食後に薬を飲むためのヨーグルトを止めた代わりに、味噌汁にしたってわけだ。
武田邦彦が日本人には日本食がいいと言っていたので、それもそうだなとミルクもやめてトマトジュースにしたわけだ。
ま、トマトジュースはミルクよりはいいだろうと言うだけの話だけどな。
食事には出来るだけ海のものを取り入れるようにしているが、山のきのこ類も毎日食べているし、タンパク質として肉類も程々に食べる。
メニューは日々工夫されており、材料も天然自然のものばかりなので、ジャンクフードやインスタント食品、加工食品は使わない。
直美がラインで俺の誕生日のケーキを大喜びする姿を流したらしく、れい子や幸子から早速おめでとうの返事があったらしい。
直美と兄や姉達とは毎日ラインが飛び交っており、本当に仲が良いのだ。
俺は直美といつも笑い合っているし、苦しい事も、悲しい事も、つらい事など何一つない。
少々頭に来た事は何度かあったが、それもすぐに忘れる事にしており、母ちゃんに頭に来て家出し、高校3年の2学期スタートの晩も無一文の旅立ちの夜だったが、アフリカを目指して希望に溢れていたし、34歳で大倒産をして何億円もの負債を背負った時も、本当に苦しんだのは死のうと思ったのも職を失う社員、従業員の事を考えての事で、自分自身の苦しみなんてたったの一日そこいらの話だった。
アカンバな俺の性格が、つらくても、悲しくても、いつも一日が数日で次へと立ち向かって来たわけで、だから笑って暮らせるってわけだ。
こういうアカンバな性格は、基本理不尽な奴や不条理な事が許せないわけで、つまり世渡りとしては損な性格だから、結果として失敗の連続って事になる。
ま、失敗してすぐ立ち直って次に進み、こうして68歳で倒れて以来、直美も美喜ちゃんもやっとホッとした毎日が訪れたわけだ。
右半身不随で右はほぼ使えないわけで、右腕はダランとしているし、右半身全体は痛むが我慢出来る程の痛みで、時にひどい日もあり、つまり痛みは波のようにウェーブを描いてやって来るわけだ。
いつも笑い合っているので、笑いがあると肌にいいのか、れい子は、”誠さんの肌がきれい”、とか言ってくれているようだ。
そうかなーと、ま、7年半友人達と会っていないし、鉄彦やつとむと最後に会ったのは68歳で、相手の肌の状態なんか気にもしなかったので記憶にもない。
76歳の今、俺が思うには俺の友人たちは毅然とした生き方をしているので、鉄彦も建一も若い肌をしているんじゃないかな。
俺も鏡を見ると、そこにはそれ相応の顔が写っているが、心はいつも18歳だ。
18歳でアフリカを目指した時と同じ眼差しで、今はテラスと庭の緑を眺めて物思いにふけるわけだ。
新型コロナウィルス、中共ウイルス以来、陰謀論と言う話も花盛りだが、陰謀論と叫ぶみんなこそ陰謀論者で、ウィルス、5G、6Gから、通貨を変える話から、ブロックチェーンから、我々一般庶民にはわけの分からない話も次々出てくるわけだ。
さて、俺は個人的には今のワクチンなど全く信用していないので打つつもりは全くないが、感染者は世界で最も少なく、死者数も10分の1もなく、最も少ないのに未成年で死者ゼロの若い世代にもワクチンらしき遺伝子ワクチンなる治験もロクにしていない奴を打つ意味さえ分からないのに、実行するマスコミと政府って一体なんだろう。
最も最悪なのは新疆ウイグルでの400万人を越えた虐殺を全く報道しないで、相変わらず感染、感染、自粛、時短営業、アルコール禁止と、つまらん事だけ言い立てるマスコミと日本政府の馬鹿共の気狂い騒ぎには、ほとほと呆れて何をかいわんやだ。
命がけの証言をする勇気ある人々も無数にいるのにはいるが、虐殺され死んでいった人々は浮かばれないぁ。
かと思えば、こんな時代をいいチャンスと詐欺を働く輩も無数にいて、もう昔々の日本の良さも今いずこだな。
この小さな南の島、宮古島にも詐欺師、半グレ、チンピラ、ヤクザも増えてくるだろうから、中山(ちゅうざん)美ら美らもかなり用心深い日々を送らないと危ないだろう。
生き延びる為に必死な人々も数限りなくおり、俺もみんなと一緒に希望を持って頑張ろう。
新しくガンの治療薬は飲んでいるが明日は徳洲会だ。
俺のガンは薬で治療するようだ。
さて、もうひと頑張りだ。
2021年6月20日
人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
中山誠氏の思い出話しが面白い。本当に、相当面白いのだ。これだけの波乱万丈な人生を送ることができる人が、いったいどれだけいるのだろうか?そしてこの物語(思い出)には、戦後沖縄の歩んで来た歴史の中で起こる様々な出来事ともとても関連が深い。現代の沖縄史といっても過言ではないのか…
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