想像の世界(1995)ところで、宮古島には昔から雅歌小屋という店があったが…

想像の世界(1995)ところで、宮古島には昔から雅歌小屋という店があったが…



昨日はつよしと直美とドライブして、かなりたっぷりのソーキそばを食べて、以前のバッシラインのソーキそばよりは少し劣るが大満足ではあった。

麺は久松そばの麺だったが、ハワイの麺には少し劣るぐらいで麺も大満足ではあったわけだ。

メイクマンに行く途中で、以前のバッシラインの横を通るわけだが、1年以上過ぎて草ぼうぼうと荒れ果てていて、前、俺が健在の頃だったら、立て直していたかも知れないなーと思ったものだ。



宮古島そば専門のバッシラインとして再開しても案外持ったかも知れないなーなんてことも想像したりもしているが、うーん、やはり宮古島そばの専門だけでは難しいのかねー。

ま、外食の場合は、俺はそばしか食べなくて、他の色々なおいしい料理は、夜にたっぷり時間をかけての居酒屋のメニューとして食べるわけで、つまり昔から80にもなるメニューの数々は、居酒屋として考案してきたメニューなわけで、そもそも養老乃瀧とつぼ八の、全国一流の味に食べ飽きたので、それでは自分で作るしかないなと開発してきたのが、中山(ちゅうざん)のメニューなわけで、ところがその一流の養老乃瀧もつ八も潰れて、生き残ったのが中山(ちゅうざん)だけだったのだ。



それが今度は、雨後の竹の子のように次々と新店舗が立ち、今じゃ300店を越える飲食店があると言うが、潰れるどころか34年間も中山(ちゅうざん)は一番の老舗として今も宮古島の夜に君臨しているわけだ。

ところで、宮古島には昔から雅歌小屋という店があったが、ただ店の名前として何も考えずに自然に接してきたが、よくよく考えたら雅子皇后と言い、雅な名前なわけで、雅歌も調べたら、男女の恋の歌でもあり、歌の中の最高の歌と言うのだ。

しかも、俺は昔から何度となく、キリスト教の聖書には目を通してきたが、キリスト教では、予言書の前に置かれるようだ。



兎に角、改めて宮古島の雅歌小屋は仲の良い友達だったが、雅な歌の小屋だったわけだ。

今考えたら、よくまぁ雅歌小屋なんて言う雅な店の名前を思いついたものだと、久しぶりにと感心して、今は感動さえしているわけだ。

それにしても、雅子は戦後の最初の平良市長、今の宮古島市長を祖父に持った同級生の石原雅子の名前であり、雅子は俺の親友の砂川邦夫の妻であったが、邦夫が新婚1年目で、名護の七曲のカーブを曲がり切れなかった大型ダンプカーに、雨のドシャ降る中で正面衝突されて即死してしまったのだ。



28歳の時だった。

しょっ中東京の阿佐ヶ谷の邦夫のアパートで、談論風発笑顔で語り合った日が懐かしかったものだ。

邦夫は北小出身だが、平一小の平良鉄彦と負けず劣らずのいい奴だったのに、本当に残念無念だ。

1年で死に別れた雅子が、葬式の日に、墓前で、”私も一緒に入る”、と泣き崩れていたのが今もありありと目に焼き付いていて、ついつい思い出すのも、つらい悲しい思い出だ。



あれからもう50年以上も経ったのが、まるで昨日のようで、本当にあっという間のことだ。

こうして邦夫は28歳で亡くなり、俺は79歳で半身不随ながら、まだ元気に生きている。

そして今度は、80歳の大台だ。



それにつけても28歳で死んだ邦夫が、俺の最初の結婚式の日にはずっと一番前に立ってニコニコして俺を見続けていたのを、今も思い出すわけで、あの、ずっと一番前に立ってニコニコして立ち続けていた邦夫のおかげで、今となっては他の同級生も何十名もいたのに一人も思い出せない。

鉄彦はいたのか、つとむがいたのかさえも思い出せない始末で、それぐらいに、邦夫が先頭の一番前でニコニコ笑っていたのだけが、思い浮かぶのだ。



さて、昨日は、あの有名なハリウッドのスターのトミー・リー・ジョーンズが俺よりもカバーの年上とばっかりを持っていたら、なんと1946年生まれで俺よりも1歳若かかったのだ。

トミー・リー・ジョーンズは顔もシワだらけで、足もヨロヨロで、どう見たって85歳以上だとばかりを思っていたが、俺も、ま、顔に多少シワあるが程々だし、おかげで半身不随で右半身は動かないけど、割と若いわけだ。

ま、80からはガタンと歳を取るので気をつけよう。

じゃあな。



2025年1月9日



人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
中山誠の思い出 memories
中山誠氏の思い出話しが面白い。本当に、相当面白いのだ。これだけの波乱万丈な人生を送ることができる人が、いったいどれだけいるのだろうか?そしてこの物語(思い出)には、戦後沖縄の歩んで来た歴史の中で起こる様々な出来事ともとても関連が深い。現代の沖縄史といっても過言ではないのか…



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