ミネルヴァは、知恵と芸術、工芸、戦略を司る女神だが、その使者はフクロウで、暗くなってきて、遅れた頃にやってくるわけだ。
それで、”ミネルヴのフクロウは黄昏に飛び立つ”、と19世紀の終わりから初頭にかけて生きた、ドイツの哲学者ヘーゲルは言ったのだ。
これまで何度かそのことも聞いて知っていたが、ミネルヴァは美の女神とも兼ねているとばかり思っていたわけだ。
どちらかと言えば、俺はあまり利口な女性よりは、美しい女性の方が好きで、ミネルヴァよりはビーナスの方が好きだが、
反面ビーナスは美しすぎるので、名前ではビーナスよりもミネルヴァの方が好きで、ちょっとややこしいわけだ。
ちなみに直美は中学までは優等生だったらしく、ほぼオール5だったようだが、高校からは程々の成績で、それでも数学はずっと5で、学年でも指折りの成績だったようだ。
つまり、高1の数学の教師、宮城圭一郎が、いつも数学の授業でも小説に読みふけっている俺の頭を、シャープペンシルでコツンコツンと突っつくので痛くて、それ以来数は一切無視するようになり、それまでずっと5は続いていた数学は、もうまるで分らなくなったのだ。
それでも総合点ではコザ高校では2位だったわけで、勉強は一切やらない俺は2位だが、1位の高江州武男は1日4時間も毎日、予習と復習をしていたわけで、ま、俺は小学入学以来、今までいわゆる勉強と言うものに時間を割いた事はないので、好奇心だけで生きてきたので、一応、心だけは哲学者みたいなもので、ずっとあれこれ考えて生きてきたが、それでも脳出血で倒れた時に、一度すべての記憶を忘れ、人の名前も、物の名前も全て忘れたので、今はREAL VAREW と言う番組をやっているホリエモンと、三崎優太と、溝口勇児、そしてそのリアル・バリュー・マフィアの面々の、若き経営者たちの間で飛び交う新しい知識と、新しい言葉はほぼ分らないので、もの凄く関心はしている。
そして、若き経営者たちが挑戦してくるのを、いつも楽しく見ているわけだが、それぞれ何億円かは貯めて、何十億円ぐらいの会社を経営しているわけで、その代表でもあるホリエモンは、昔フジテレビを買おうとしていたこともあり、今でも100億円ぐらいの資産があるらしいのだが、ま、それぐらいは、別れた前の妻節子も持っていて、和子、富子、譲治なども、200億円も300億円も資産を持っているわけで、いわば、それはみんな俺が作ったようなもので、その合計は1千億円に近づいているわけで、ま、ホリエモンの10倍ぐらい、今頃はあったわけだ。
だから、いつも言うことだが、何百億円どころか何億円でも、財産は全て絵に描いたモチで食えないわけで、全て無駄なことだと俺は思っている。
だから、世の中に羨む者は誰もいなくて、羨ましい財産もないわけで、強いて言えば、俺の日記をブログにあげている加持さん一人で、でその上、エフエム宮古のパーソナリティーを務めるわ、トライアスロンもマラソンもやるし、毎日ジョギングもするなんて、俺から見るとスーパーマンのようなアホとも言える、とんでもない才能なわけで、リアル・バリュ・マフィアの、何十億円もの会社を経営する、無駄な難儀の数倍も毎日の暮らしを有効にしているわけで、だから数少ない尊敬できる人間が、加持さんと言うわけだ。
な、加持さん!
ん?
今日は全くの無風で木の葉もピクリとも動かず、新緑もやっと出てきた春なのに、花曇りの庭で、テラスのテーブルの上の花も寂しそうに咲いているだけだが、その隣では野良猫のアルと花がスヤスヤと寝ているのだ。
ま、絵描きかカメラマンなら良い作品も作れるだろうが、そんな才能もなく、詩も書けず、何とか書いてるのがこの日記だけで、かろうじて、ついでに書いたのが、俺の倒産までの半生紀だが、取り敢えず、幻冬社、見城徹宛に原稿の入ったUSBメモリを送ってみようとは思っているが、6月17日の80歳の誕生日を待って送ろうと思っているわけで、俺の人生での写真の入ったUSBメモリーは中々出来上がらないもんで、少し気を揉んでいるところだ。
加持さんも忙しいので、中々そのUSBメモリーは作れるところが見つからないようだが、宮古島でなければ内地に注文してもいいわけで、何とか5月中には仕上げて欲しいものだ。
リアル・バリュー・マフィアの若い経営者の努力も全く無駄とは言わないが、ホリエモンがやっているロケットなども、アメリカのイーロン・マスクの方がずっと進んでいて、火星に人間が住むことを計画しているわけだが、それよりも、散々人間が汚した地球の大自然も、汚したのは世界一の大富豪に昇りつめたお前に一番責任はあるわけで、宇宙開発よりは地球の開発をやって、美しい大自然を取り戻せと、俺は言いたいわけだ。
ま、半身不随になったおかげで、今はもう大自然なんか一切汚さずに、逆に美しい花を色々と育てているわけで、俺が思うには、今宮古島で一番美しいのは、俺のこの布干堂の海を埋め立てた300坪の俺の庭で、10トンダンプの320台以上も海の砂を入れて、その上に赤土を100坪ほどに表土30cmぐらいは入れた上に、今は鳳凰木と扇芭蕉がデッカク育っているし、数々の花木も咲き誇っているわけで、一応、これだけでも22年はかかっているわけで、ま、俺に言わせれば、リアル・バリュー・マフィアの面々の何十億円の努力もいいけど、やはり島を少しは美しくしている俺の方が、より有効な努力とは俺は思っているわけだ。
今もテラスの花は静かに咲いているが、大きく育った木には、たまに風が少し吹いてきて、そよそよと揺れている。
一度咲き終わったシャコバサボテンの花も、また咲き始めていて、今は所々に蕾がついているわけだ。
その他、美しいオレンジの花は咲き終わり、今は黄色い花が咲き始めており、さらにテラスの上の名も知らぬ花が満開で、俺の一番好きな花だが、今のところ名前は知らないのだ。
ま、来週の月曜日はドライブの日で、その時にはメイクマンにも行くので、多分この花の名前も分かるだろう。
さて、今日は、スマホをメモ帳替わりに使う方法を直美に習おうと思っているわけで、そうすると、これからはスマホも役に立つわけだ。
今は俺に電話する人もなく、宮古島で一番最初にスマホ持った人間の俺のスマホは、一度は買い換えているが、かからぬスマホは死んでいるのと同じだが、今もただ目の前に横たわっているだけだ。
さて、三崎優太が2025年で36歳になり、溝口勇児が2025年に41歳になるわけだが、俺は三崎優太が一番面白い若者であり、ファンでもあるわけだが、反面俺が唯一好きなスポーツはボクシングで、それはキックボクシングも一緒で大好きだが、今年41歳になる溝口勇児は、今もブレイキングダウンでも現役バリバリのファイターで、その上、何十億円もの企業も動かしているようで、ひょっとしたら三崎優太以上に好きかも知れないわけだ。
資産が100億円もあり、ロケットも飛ばしているホリエモンは、俺に言わせれば才能がありすぎて持て余しており、何でもやりすぎるのも飽きっぽいらしく、だから俺のように居酒屋一本を天職にした方が良いのだ。
結局、フジテレビさえ買えなかったわけで、当然サンエーも100億円ぐらいでは買えないわけだ。
つまり、遥か南の小さな宮古島で居酒屋をやっている俺の方が、ずっと楽しいわけだ。
もっとも、今はただ、直美の明るいヒモ暮らしの半身不随の素直な子分と言うわけだ。
ま、こんな無収入の俺だが、どうも隠し預金はかなりあるようだが、直美は一切教えてくれないし、ま、市内に4カ所もある資産も俺は触れないし、来間島の400坪の崖の上の土地は、宮古島中を伊良部島の佐良浜から池間島までみんな見渡せるわけで、俺は別荘を建てるつもりだったのに、直美は売ると言うわけで、売るなら8,000万円だと、俺はビタ一門もまけるつもりはないと言っているが、今、6,000万円でなら買う人が現れていると、直美は乗り気満々なわけだ。
うーん、一応直美の名義だし困ったもんで、このように、80歳になる半身不随の俺は、全てに一切の権利もないわけだ。
明るくて年中ケラケラしていて優しい直美だが、怒れば口も聞いてくれず、無視されるのは目に見えているので、俺は一応逆らわないことにしているわけで、結局6,000千万円で来間の土地は売られるかも知れないわけだ。
一応、その金で、今度は美ら美ら(ちゅらちゅら)の隣の美島旅館を買って壊して、そこに3〜4階建てのビルを建て、1階は店舗として、その上に寮を作り、最上階にホームエレベーター付きのマイホームを造ると直美は張り切っているし、そこからは、佐良浜も海も見えるわけで、ま、いいかも知れないな、と今は思っている。
よく考えてみると、宮古島一贅沢な悩みかも知れないな。
加持さん、どう思う。
なんなら、最上階に加持さんの別宅を造る相談を、直美にしてもいいぜ。
少し金はかかると思うけどな。
俺はたまに加持さんに会えるならタダでもいいけど、ま、全ては直美次第なわけだ。
うーん、あと3枚もあるが、さて次は何を書こうかな。
それにしても、同じことを何度も書いてはいるが、半年も過ぎれば全ては忘れるので、また書くわけだ。
本来、ただの日記で人が読むものではないが、加持さんがブログに上げてくれているわけだ。
今日のブログはやたらと長いので、加持さんもブログに上げるには2日もかかるかも知れないわけだ。
ま、俺は、この自分のダラダラ日記をブログで読むのが大好きで、つまり自分で書いて自分がファンと言う、ややこしい関係だが、つまりYouTubeの中の自分を見る、ホリエモンや溝口勇児の感覚も似たようなものかも知れないな。
活字になるのか動画になるのかの違いではあるけど、感覚は同じかも知れないとも思うわけだ。
さて、花曇りの空と思っていたら、今は雨がシトシトと降っている。
相変わらず風はなく、たまーに芭蕉の葉がユラユラ揺れるだけだが、テラスのテーブルも花も、みんなしっとりと濡れて、今にも雨の唄などが流れてきそうにも感じるわけだ。
そして間もなく11時を迎えるので、そろそろ直美も起きてきて、出かける準備を始めるわけだ。
ところでセニアカーだが、一応30kmは走れるようになっているが、恐くてせいぜいアルクラの往復ぐらいしか乗ったことはない。
ま、欲を言えば、いつの日か宮古島ぐらいは、佐良浜も、池間島も、東平安名崎も、宮古島中どこでも行けるセニアカーが出来る日も来るだろう。
それぐらい長持ちするバッテリーの技術は、今でもあると思うので、後はいかに軽量化するかだけだろう。
電気自動車も500キロぐらいは走り、バッテリーの充電も10分ぐらいで終わるようになればいけないと、俺は思うのだ。
イーロン・マスクのテスラが、一時は世界中を席巻していたのだが、俺は電気自動車が売れるには、あと5年はかかると思っていたが、案の定、今ヨーロッパでは、反電気自動車運動が巻き起こっているわけだ。
どっちにしろ、イーロン・マスクの多難な時代が始まったわけで、さて、トランプも世界中で反関税運動が巻き起こっているて、大変な時代の幕開けだ。
小さな南の島、宮古島にも、つまらない離島観光ブームで、居酒屋は中山(ちゅうざん)も美ら美ら(ちゅらちゅら)も嬉しい大繁盛の真っ最中ではあるが、さて、どうなることやら。
ま、アルクラは、いつまでも人手不足は続くと思うけど、これは中山(ちゅうざん)も一緒だ。
じゃあな。
2025年4月17日
人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
中山誠氏の思い出話しが面白い。本当に、相当面白いのだ。これだけの波乱万丈な人生を送ることができる人が、いったいどれだけいるのだろうか?そしてこの物語(思い出)には、戦後沖縄の歩んで来た歴史の中で起こる様々な出来事ともとても関連が深い。現代の沖縄史といっても過言ではないのか…