想像の世界(2061)そして、みんな自分はそれなりに正しいんだと思っているんだろう。


想像の世界(2061)そして、みんな自分はそれなりに正しいんだと思っているんだろう。



人間の欲望には際限がないようで、まず第一番目に、自分を少しでも良く見せたいと思うことだろう。

もう、多分何もないド貧乏になっても、少しでも自分を良く見せたいとは誰でも思うんじゃないかなー。

そして、みんな自分はそれなりに正しいんだと思っているんだろう。

ましてや公務員や官僚は、みんな人の上にいるつもりではないかなー。



俺も31歳の頃、コザ市、今の沖縄市に、当時沖縄で最大のサンエーコザ店をつくったが、売り場をもう少し小さくしろと、当時の日本政府の課長に那覇まで呼びつけられて言われた
が、それは理不尽なことであり、政府がいちいち命令することではないと俺は反対したわけだが、どうやら政府の課長は、顔見知りのコザ市の商工会議所の会頭だった西田分光に頼まれたらしく、当時のコザの商工会議所は、サンエーの若いガキの俺が、商工会議所の指示命令を一切無視するので、最後は顔見知りだった政府の高官に、俺の説得を依頼したようなのだ。

それで長時間も説得したが、一切俺が言うことを聞かないので、最後は”、伝家の宝刀を抜くぞ”、と言うわけだ。



それで、俺が伝家の宝刀とは何かと聞くと、サンエーコザ店そのものを、開店そのものを止めて、不都合をでっち上げて営業を差し止めると言うのだ。

うーん、そんなことをされても、結局民間の俺たちではどうしようもないと言うのだから、俺は仕方なく、”参りました降参です”、と言うと、相手の日本政府の課長も苦笑いして、100坪だけの売り場の縮小だけにしてくれて、一応課長は、西田文光の頼みを聞いてくれた格好にしてくれればいいことにしてくれたわけだ。



このように、役所には許認可と言う伝家の宝刀があるので、いつの間にか自分は民間の奴等よりは偉いんだと、ついついどこかでは思うようになるわけだ。

そして、いつの間にか自分は選ばれた偉い人間だと思ってしまうんだなー。

このように、人は下っ端役人から政府の官僚まで、役員と言う奴等は民間をないがしろにすることを平気でするわけだ。



そして、そういう奴等だらけの官僚があまりに多いので、今アメリカでは、トランプとイーロン・マスクによる、政府効率化省を新設して、無駄と思われる役人を大幅に首を切ったり、場合によってはその働く省でさえなくしてしまう始末で、とうとう民主党の隠れた主導により、イーロン・マスクのテスラの反対運動のデモが世界中に巻き起こっているわけだ。

うーん、俺は日頃から電気自動車の時代は、もう少し後の時代で、今はまだせいぜいトヨタのハイブリットの時代だと思っていたが、テスラ反対のデモは流石にやりすぎな理不尽なデモだと思うんだ。



これでは、テスラファンも流石にテスラを運転して街中を走り回るわけにもいかず、挙句の果ては、テスラを手放すようになっているわけだ。

うーん、このようにイーロン・マスクのテスラさえ政治に巻き込まれる始末で、これではトランプまで煽りを食うだろうことは、火を見るより明らかな分かり切ったことで、今じゃトランプの、世界各国に対する関税を25%上げる案は対抗措置をとられて、相手からもアメリカに対して関税を25%つき返される始末で、今度はトランプは関税を50%にする始末で、もう関税合戦と言うわけで、損害を被るのは全部我々国民で、つまり民間と言うわけだ。

政府効率化省も、いい政治が初めて行えているなと期待していたのに、これでは前途多難だな。



うーん、これでイーロン・マスクの被った損害は何十兆円にもなるようで、ひょっとするとこのまま突き進んでいけば破産さえあり得るわけだ。

自分一代で、しかも50代の若さで世界一の大富豪に登り詰めて、80億人中のNo.1に昇り詰めた天才イーロン・マスクが、いい政治に協力しようとトランプの一番の協力者になって、政府効率化省の長官として辣腕をふるい始めた途端に、その矛先に、民主党を始めとする無駄飯食いの政府の官僚すべては、今やイーロン・マスクの敵となり、テスラ反対、イーロン・マスク反対のデモにより、イーロン・マスクの前途とは風前の灯となるなりつつあるわけだ。

世界一の大富豪、80億人中のNo.1にまでの昇り詰めたのに、ひょっとしたら無一文のド貧乏にさえなることもあり得るわけだ。



日本でも、そうなりかかった三崎優太が、安アパートで暮らしていたかと思うと、また3億円の豪華マンションを買って住んだりと、まるで懲りないのには呆れるわ感心するわの今日この頃だが、アメリカでも、イーロン・マスクが似たような目に合っていて、さて、今後どうなることやと眺めているわけだ。

俺も一度は沖縄一の金持ちの青年実業家にもなったが、無一文のド貧乏青年になったりもして、その時出会った本がレイチェルの沈黙の春と言うわけだ。

あの本を読んで企業の虚しさを知り、大金持ちの虚しさを知ったわけで、また昔のアカンバまーちゃんに戻って、センス・オブ・ワンダーな生き方で暮らしているわけだ。



人の欲を離れ、大自然の不思議に、センス・オブ・オブワンダーの世界に、今はいるわけだ。

自然の中で自由にのびのびと暮らしていて、直美とケラケラと暮らしているセンス・オブ・ブワンダーの今が、最高の生き方と言うわけだ。

じゃあな。



2025年3月16日



人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
中山誠の思い出 memories
中山誠氏の思い出話しが面白い。本当に、相当面白いのだ。これだけの波乱万丈な人生を送ることができる人が、いったいどれだけいるのだろうか?そしてこの物語(思い出)には、戦後沖縄の歩んで来た歴史の中で起こる様々な出来事ともとても関連が深い。現代の沖縄史といっても過言ではないのか…



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